上野です。2018あけおめです( ・`ω・´)
とりあえず明けてみたので、今年の目標とかなんとか色々書くべきと思いましたが、その前にちょっとした小話をまとめたいと思います。
いきなり簡単に言えば、終わりよければすべてよし的な話です。
ピークエンドの法則
ピーク・エンドの法則(ピーク・エンドのほうそく、英語:peak–end rule)とは、われわれは自分自身の過去の経験を、ほとんど完全にそのピーク(絶頂)時にどうだったか(嬉しかったか悲しかったか)ならびにそれがどう終わったかだけで判定する、という法則である。ピーク以外の情報が失われることはないが、比較には使われない。それには喜びもしくは悲しみの総量、またその経験がどのくらい持続したかですらも含まれる。
心理学では、良い印象を残すためには絶頂時と終わりが大事という事をよく法則で挙げられています。それがこのピークエンドの法則ですね。
仕事の満足度や、対人関係の印象、行動経済学など色々な分野で使われている法則です。
というのも、いずれも人の心理や記憶、印象に深く関わる部分であり基本的な原則に基いているので、状況が変わっても応用が利きやすいからです。
何故ピークエンドの話か?前編
そうです、なんで?ってところですよね。新年だって言うのに空気も読まずに
スタートダッシュとか始まりが大事っていう部分ですが、ピークエンドの法則に基づくと大事にすべき部分が少し違います。
本を紹介したいので、こちらから抜粋。マッテオ・モッテルリーニ著「世界は感情で動く」では、興味深い実験が行われています。
(実験内容:以下の騒音を聴いてもらい、実験終了後にヒアリング)
一回目:78デシベルの音が16秒間続く
二回目:78デシベルの音が16秒間続いた後で、66デシベルの音が8秒間続く
間違いなく二回目の方が長時間の騒音を聴いているはずなのですが、エンドで音が和らいだ為にもう一度体験するなら二回目の方が良い、二回目のほうが苦痛が少ないと結果が出たそうです。
(80デシベルの基準は、目安として「きわめてうるさい」「うるさくて我慢できない」で、地下鉄の車内・電車の車内と同程度になります)
騒音の基準はこちらを参考に。
参考書籍はこちら
つまり、時間とか全体じゃなくて。
騒音を聞き続けてフォローが何も無いよりも、その後に同じ騒音でも少しのフォローで物事が良く見えてしまうという状態です。
騒音は聴かないのが一番ですが( •̀ㅁ•́;)
何故ピークエンドの話か?後編
少し長くなってしまったので、見出しを分けています。
上記のように、物事において良し悪しを決める部分は全体から見ればほんの一部です。
なのでこれを応用して、とっても良かったorとってもツラかった、というピーク時の感情と、やり抜いた後の終わりに意識をフォーカスする。
そうすると、物事を良い方向にコントロール出来るという考えです。
なので……終わり方を良いものに出来るよう行動していくべきかなと。
という事で、今年の目標
ピークエンドを意識して、充実度を上げる。ですね。
ただこれは自分の都合のいいように解釈をしてる可能性もあるので、あまり参考には出来ないかもしれません。
新年の始まりから終わりの話をするので、なんてひねくれたやつだ!なんて思われそうですが、例えばブログの一記事もピークとエンドで作り込みが出来ますね。
そういう細かい部分を意識して積み重ねていって、実際に振り返ったときに「あー今年は充実していたなぁ」と思えるような行動をしていけたらなという所存でございます( ・`ω・´)
まとめ
細かい目標とかは別なところで立てますので、今回ブログを通じて意識する部分はここですね。
のっけから駄記事を書いてしまった恐れがありますが、まぁ終わりよければ全てよしということで(ムリヤリ
そういえば新年早々のお休みは3日です。毎年江ノ島に行ってるので、そのお参り記事でも書こうかなぁ。
ではでは、相変わらずと思われますが。今年もよろしくです(`・ω・´)ゞ