うえのブログ

気になったこと、思い立ったこと、調べてみたことなどを書き留める場として使っています。

時給で働く考え方が昔からあまり好きじゃなくて少し考えてみた

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時給でバイトをしていたとき、

  • 無駄な作業でも価値を感じてしまう
  • 時間稼ぎをしたくなる

という部分が非常にイヤでした。

社会人になってからは時給制を卒業しましたが、バイトさんや派遣の方と一緒に仕事をするとやはり時給はイヤだなって思う瞬間があります。

時給で働いていたときの違和感と当時の自分が感じていたこと

私は高校生のころ、スーパーの品出しアルバイトをしていました。

仕事を覚えるまでは楽しかったし、自分の労働力がお金に変わる経験は当時の自分にとって貴重です。

しかし慣れてきたとき、どうも納得いかないことが増えたと感じていました。

ただモノを動かして戻しただけでも価値がある?

先輩の指示で荷物を動かし、ほかの先輩からは場所が違うから戻してと言われ元どおりに。

ただモノを動かして戻しただけですが、「この作業だけで30分はラクに稼げた」と一瞬思ったのです。

待てよ?時給が発生しているけど、この行動になんの意味があるんだろう?と当時は疑問に思っていました。

あと少しだからと時間稼ぎをしてしまう

5分後にタイムカードを押せば、時給がもらえる!と言って時間稼ぎをする。あるあるじゃないでしょうか。

私も当時は漏れなく周囲に同調してやっていましたが、「200〜300円くらいでそんな騒ぐのはどうなんだろう」と思っていました。

(残業の考え方も含めると、月給制でも当てはまりますね)

時給計算の考え方は自分の価値を落としてしまうと感じる

時給だと、「より少ない労力で時間を過ごせば効率がいい」という考えに傾倒しがちです。

極端な話、なにをしなくても時給がもらえる内容なら魅力的に感じますよね。

しかし時給で効率を考えてしまうと成果の質が低くなりがちで、結果的に自分の価値を落とす行動へつながりやすいとも感じています。

時給は時間当たりの効率が大事

例えばWebライターであれば、一時間でどれくらいの記事が生み出せるかが勝負どころかと思います。

とはいえ時間効率を考えるなら自分が取り組みやすいテーマ、要はラクな案件を選んでしまいやすいです。

新たな挑戦や質の追求をするのは少し効率が落ちるので、時給の考え方に染まり過ぎるのはよくないと感じます。

ダラダラ過ごす時間を違うことに当てられる

ダラダラ過ごしながら仕事をするのと、自分の好きな時間を過ごすのとどちらが楽しいでしょうか。

もちろんほかの要素が絡むので、どちらが正しいとは言えません。

しかし私としてはやるべきことを終えたらすぐに切り上げて、自分にとって有益な時間に人生を費やしたいと考えています。

損をしてしまうという心理が強いと思う

例えばあと数分の時間稼ぎは、逆に今切り上げると費やした労力が無駄になるという考え方が強いように思えます。

タダ働きした、というようなイメージです。

しかし目先の数百円に損を感じるなら、もっとスキルアップを目指して損する分以上に価値を上げたほうがいいのでは?と思います。

対価をよく考えて冷静な判断をすれば、自分にとって大切な時間の使い方が見えてくるでしょう。

まとめ:もっと自分の人生において有益な時間を優先すべき

人によっては無駄と言われる時間の過ごし方さえも、人生を彩る良い影響に変わると信じています。

しかしやりたくないものに対し、言い訳を考えて矛盾した行動を取ると後になって大きな損失になるでしょう。

とはいえ時給だけに限らない話ですね。時給というシステムそのものにイヤなイメージを持っている話でした。