うえのブログ

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オルソケラトロジーってどんな治療?やろうと思った動機と実際にやってみた感想

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私はあまり視力が良くないので、コンタクトレンズ(ソフト)と眼鏡を併用しています。ただずっと煩わしさを感じていて、裸眼で過ごしたい欲求がありました。

そこで寝るときに矯正レンズをつけて朝外せば、一定期間の矯正効果が得られるオルソケラトロジーレンズを導入してみた話です。

オルソケラトロジーレンズとは?特殊なレンズで角膜を矯正させる

オルソケラトロジーレンズは、特殊な形状をしているハードコンタクトレンズです。とは言っても見た目なら普通のコンタクトと同一。

少しだけレンズの内側が平らになっていて、目に乗せておくと角膜前面を平坦化させちゃう技術です。

ただし角膜はやわらかく変形しやすいものの、治療をやめればすぐに元の状態へ戻ります。つまり可逆性があるわけです。

正しく使えば元通りになる

話題のICL(眼内コンタクトレンズ)も可逆性があると言われるものの、目を切開するので完全な元通りとはいきません。

近視や乱視の度数が変わることもあるし、外科的な治療はどうしてもリスクが伴います。

しかしオルソケラトロジーは扱い方がハードコンタクトレンズと全く同一です。消毒やこすり洗い・装用時の注意点を守れば、リスクは最小限。

私の場合はレンズを外して3日後には視力が低下し始め、1週間もすれば元通りの状態となります。

なぜオルソケラトロジーを選んだの?

オルソケラトロジーを選んだ理由は下記の4つです。

  • 矯正がすぐにでも始められる(手術で仕事に支障をきたすことがない)
  • やめたいときはすぐ元に戻せる
  • 裸眼で過ごす快適さを手っ取り早く知りたかった
  • ICLやレーシックは場所が若干遠い

仕事のスケジュールが読めないところもあって、1日でも目が使えないと少し不便だと感じていました。

また裸眼での視力矯正を手っ取り早く感じ、長い目で見て良さそうならICLやレーシックを検討するのもありだなと。

ICL・レーシックをやっている場所がいずれも遠くて、コロナウイルスの影響もあるため手軽にいけないと思ったのも理由の1つです。

もしやってみて良さそうなら思い切ってICLやるのもいいし、オルソ継続するのもいいなぁと感じました。リスク最小限ですし。

実際に使ってみた感じは?

今までソフトコンタクトレンズしか経験がなく、ハード自体が初めてでした。とにかく目の異物感が慣れなさすぎてヤバイ。

まばたきするたびにレンズ外れてくるんじゃないか?という、強い違和感がありました。この感覚はソフト経験者だと最初全く慣れません。

視力が出るまでは一週間くらいかかるらしく、装着時間も6時間以上の確保が必要です。長めにつけようかなと思いましたが、この違和感だと無理だと感じます。

しかしお試しで10分くらいつけたんですけど、すでに視力がほんのり回復していました。わずかな変化だけど景色が変わる感覚です。

まとめ:オルソケラトロジーはリスクを最小限に始められる矯正治療

私みたいにICLやりたいけど遠いとか、少し怖いからリスクを最小限にしたい方はおすすめです。まずどんな状態になるのか試してみたい場合も良いでしょう。

ちなみに私は2020年10月から治療開始して、現在ではオルソ辞める方向で考えています。

理由についてはまた後述しますけど、たくさん目を使う仕事の方は視力の変動がわずらわしさMAXです。