うえのブログ

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不得意なことを続けるより得意分野を伸ばしたほうがいいと感じる自身の体験

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よく不得意なことを続けるより、得意なことを伸ばしたほうがいいって見かけますよね。とくに苦手なことを続けている人は、非常に耳障りのいい言葉です。

ただどういう意味でどんな効果があるのか、実体験を通して語っている人はあまり多くないように思います。

不得意なことはコスパが悪く得意なことはあらゆる面で利点が多い

まず私は非常に方向感覚が弱く、配達やお客様への訪問といった「新しい道で目的の場所へたどり着く」のが非常に苦手です。

以前、そういった仕事をしていたときの例を挙げましょう。基本的にはお客様宅へ訪問することが多く、移動で目的地へたどり着けなきゃ話になりません。

方向音痴を克服するためにかけた時間と手間

お客様と打ち合わせや関係各所との会合。この状況をスムーズに実現させるため、私は前々日くらいからシミュレーションをしていました。

まず悩みながら行ってみて、時間を測って概算を出す。実際に現地まで何度か足を運び、当日迷わないように業務終了後やってみるわけですよ。

でもすでに日が暮れて暗い状況なので、いざ当日行こうとすれば昼間なので景色が全然違う。結局、想定より少し遅くなってしまうと。

ちなみに地図アプリ使えよ情弱wという方は、方向音痴の概念を知らない方でしょう。残念ながら常に地図アプリを使った状態でこの有様です。

克服したけど応用は全く利かなかった

2年くらいすると徐々にその土地をわかってきて、自然と住所をもらうだけで一定の場所をマークできるようになりました。

ただ転職して新たな土地に変わった瞬間、驚愕のゼロスタートとなったのです。また同じ手間と時間をかけなきゃ、方向は覚えられない…だと…!という事実。

幸いなことに転職後は訪問系じゃなかったため、この弱点をカバーする必要はありませんでした。けどあんなに頑張っても、その土地でしか通用しない残念な事実です。

つまり弱点は人並みにできるよう補おうとすれば、誰よりも手間と時間がかかってとにかく効率がよくありません。

結局今と比較してみると…?

今は移動することがほぼなくなり、自分の得意分野だけを突き詰めて当時よりも収入は上がっています。もちろん苦しい思いも全くありません。

得意分野を伸ばすと収益化、もしくは価値の創出までが超早いんですよね。逆に不得意な分野は、同じスタートラインに立つまでが遅いです。

しかも得意なほうは取り組んでいて面白いため、どんどん自分で工夫していけます。自然と独自の価値を提供できるようになるわけです。

不得意なほうは面白くないので、とにかくこなすことでいっぱい。同じ時間を投下するなら、絶対得意なほうを伸ばしたほうが楽しいし収入も上がりやすいです。

まとめ:得意分野を伸ばせば自信もつくし価値の創出が早いので好転しやすい

不得意な分野をこなしていると、人並みにできていても表現しにくい「不安感」が常にあるんですよ。わからない点があるから、いつ足元ひっくり返るかわからないです。

でも得意分野は体感で理解しているものも多いし、どうしたらどうなるかっていうのを知識と体験でつなぎ合わせていくイメージ。