常に先を考え、見据えて行動できる人はたくさんいます。でもみんな同じ景色を見ているかっていったら、そうじゃないと思うんですよ。
とくにゼロから作り上げたものって、どんなに言葉で共有していても同じ景色には至らないと感じます。
明確な理想像をイメージできればあとはその姿に近づけるよう調整していくだけ
新しく何か作ろうと思っている人って、完成像やその作ったものがどんな恩恵をもたらすのかが明確に見えています。
もちろん途中から明確に見えてくるものもあるけど、その中心にいる人じゃないとわからない情報がたくさんあるわけです。
同じ景色を描けないのはただの個性
自分のビジョンに共感して手伝ってくれる人とかいるじゃないですか。でも解釈って人それぞれで、全く同じ景色を描いているわけではないんですよね。
例えばこの山を登りたい!って言って仲間を募って、一緒に登って頂上から見える景色を共有したとします。
そこで同じ景色が見えていたとしても、感じるさまざまな感情とか掴みたいものってみんな違うわけですよ。(もしくはその時点ですでに別の景色が思い浮んでいる)
ただその感じ方に差が出るのはもはや個性です。違う考え方がたくさん合わさっているから、全員で登頂できたという結果論につながります。
トップとその下では入る情報がまるで違う
組織の上部と下部では、入る情報が全く違います。なので日々判断していることもレベルが違うし、見えているものも規模感から解像度まで大きく違うでしょう。
※ただし同じ組織の方向性に限る。人によっては副業、もしくは自分の成し遂げたいものがあれば立場はかなり変わります。
なので今見えているであろう部分って、ほんの一部でしか無いんですよ。もうトップの人は次の段階、もしくは次の次まで考えています。
明確になって洗い出されて修正、多くの人の目に触れてから確実化したものが下に降りていく流れです。
景色が見えていても到達方法まではわからない
弱小でちっぽけ事業主の私でも、新しいものを作るときって明確な景色が見えています。でも同じ景色を見ている人はいません。
だからこそ実現させられるのは自分だけだし、やめるのも自由です。そしてほかの人が近い場所を見始めても、すでに別のステージへと上がっています。
明確にどういう状態になるか見えているんですけどね、残念ながら到達方法まではわかりません。
その過程を試行錯誤するのが楽しく、どうやって到達していくか日々模索中なわけです。
まとめ:ゴールさえ見えていればあとは目指していくだけ
ゴールが強烈に見えていたら、あとはどうやって到達していくかを実践しながら考えていくだけです。
前までこんな感覚はなかったんですけどね。自分のやりたいことを実践していると強いイメージが思い浮かぶようになりました。