私も実際、(指示を)聞かされていませんでしたって言い訳を使ったことがありまして…。まぁ自分目線だと忘れることがあるから、通用するって思うんですよね。
でも指示を出す側に回るとよく分かるんですけど、そんなことはない!なんですよ。もちろん記憶違いの可能性もあるけど、指示者は見抜いています。
指示を出す側の人間は多くの判断を前提にしているから基準がまるで違う
基本的に指示を出す側って、足し算のごとく積み上げて1つの成果を作ろうとしています。そして1つのミスが滞りになることもよくわかっているわけです。
だから指示を出していないはずが無いんですよね。多くの可能性を踏まえても、指示を受ける側のミス隠蔽がよく見られます。
証拠不十分なら確かにツッコミ入れづらい
多くの場合、口頭だと証拠が無いですよね。つまり相手がシラを切れば、証拠が無いので断罪することもできません。
しかしミスをしたほうは、なぜかそのまま通用するって思っているんですよ。相手の不信感が積み重なるのに。
なので指示者は今度から証拠を固めておこうって思います。そのほうが合理的だし、今後のミスも防げますからね。
逃げ切れた!と思って安堵した場合、自分の行動を改善することは少ないです。結果またやらかして、どんどん自分を追い込むことになります。
指示者と受ける側の視点はまるで違う
指示を受ける側って、指示者よりも下位の場合が多いじゃないですか。時間単価に置き換えた場合の、仕事の価値としてですよ。
そうなると見ているものの視点がまるで違います。指示者は大きな実績を作ろうとしていて、その一部が指示を受けたほうです。
だから滞りがあると一気に進捗が悪くなり、焦ります。責任感の強さも全然違いますから、指示者からすると「うっかり忘れたなコイツ」と思われてしまうでしょう。
例え方としては微妙かもしれませんけど、子どもの言い訳を聞く大人くらいレベルが違うんですよね。
つまり証拠がないだけでほとんどバレている
やっぱり自分の立ち位置とか、視野を広く持つとか難しいと思われます。忘れたほうとしては、できれば穏便にミスを隠したいもの。
けどその隠し方が相手のせいにしているのは非常に問題です。「あなたが指示を出していないから、悪いんでしょう?」と言っているようなものですし。
どんなに言い方を変えたところで、事実としてそうなってしまうのは避けられません。相手の成長を促しつつ、自分が変わらなければ自身を追い込むだけ。
というのを自分じゃなくて、パートさんと店長とのやり取りを見て思いました。私が店長の立場なら徹底的に詰めるんですけどねぇ…。
まとめ:事実として求めているものと相違が出ればすぐ嘘バレる
合理的な思考ができる人は、本質と離れればすぐ突き詰められます。しかも言葉でガツガツやってくるでしょう…。
とはいえ理屈じゃなくても、なんか変だな?って考えられる人は多いです。いずれにせよあんまり良い手じゃないですよね。