意外と「なぜその選択をしたか?」という自身の思考を理解していない人が多いです。自分で選択したはずなのに、あとから文句つける人もいますよね。
この状態だと、自分の目的と行動が一致していません。なかなかやりたいことがあっても、うまく進めない状態になるでしょう。
自分の思考を客観的に分析できれば目的と行動が一致して達成力が上がる
要は矛盾を感じている状態って、自分の向かいたい方向と逆の力が働いている状態です。環境的に逆風なら仕方ないけど、自ら進みづらくする理由はありません。
ふとしたときでも、「なぜその選択をしたのか?」と考えてみると良いです。そうすれば考え方に沿った行動ができます。
意外と自分を知っているようで知らない
当然かも知れないんですけど、なんで今そういう行動をしたの?と聞いて、即時に答えられる人は少ない気がします。
みんな「えっ、なんでだろう?」と考える間があるんです。つまりほとんどの場合、人は自分の行動をよく考えず決断しています。
じゃないといちいち思考して疲れるわけですからね。思考を放棄して素で行動し続けられるなら、頭使わないしラクです。
でも逆に、自分のことをよくわかっていない裏返しでもあります。知らないからこそ、どういう考えをしているのかつかめません。
自分の考え方を探るのはあまり難しくない
他人の考え方を推察するのは難しいですが、自分の考え方を読むのはかんたんです。ただし自分に対して嘘をつかないこと。この条件が大前提。
誰にも聞かれないなら、自分の弱みでさえ打ち明けられるじゃないですか。他人の考えだったら余計なプライドが邪魔して、見誤りがよく発生します。
だから自分に嘘をつかず、素直に自分の弱みと向き合ってみると良いです。繰り返していると、瞬時に自分の行動を振り返られます。
しかも変に強がることもしなくなるんですよね。矛盾も起きにくくなるので、正しい選択を行えるようになります。
深く自分を探れれば他人の推察もしやすくなる
他人の考え方を推察する上で、「より客観的な目線」が必要です。でも自分のことさえわからない人は、そもそもこの客観的な価値観が養われない。
究極的には客観性が保たれれば、かなり正確な思考の推察が可能になると思っています。(つまりどこかで思い込みがあれば読み間違いが起こりやすいです)
ただ他者の推察をするより、自分のほうがわかるじゃないですか。答え合わせがしやすいので、かなり正確なトレーニングができます。
なので自分の考えをよく読める人は、他者の考え方もある程度精度が高くなるって話です。
まとめ:自分を知ればより考え方に沿った行動ができる
まぁでも思ったより自分の考え方を知るなんて、好きじゃなければできないかもしれません。
おそらく多くの方は、自分の行動に疑問なんて覚えないでしょう。