たまに知識が全くない人から、依頼をいただくことがあります。しかも今後知識を取り入れようと思わない人ですね。
もちろん専門的すぎる内容なら仕方ないんですけど、あまりにも勘違いな依頼は受諾するのが難しいです。
多少の知識が前提にないと双方の都合が折り合いつかず最大限の効果を発揮できない
最大限の効果を発揮するためには、目標と行動が一致しなくてはなりません。しかし知識がないと、扱う道具でさえ不適切なものを使ってしまうでしょう。
人やサービスを利用する上でも同じことが言えます。どうも知識がない人だと、的はずれな依頼をしやすいです。なんともお互いに微妙な結果へつながるでしょう。
とくに利益目的で依頼してくる人は微妙
私が受け持つサービスの性質上、なにやら「インターネットでひと儲けしたい」なんて方が依頼してくることもあります。
ただね、どんなことにも言えるけどそんな夢のような話はありません。丸投げされても相手の要望がわからなければ、ぶっちゃけこっちの自由になるわけですよ。
要は投げやりなわけです。そんな状態だと、こちらも依頼以上の力を発揮しようとは思えません。相場の料金に合わせた働きしかできないんですよね。
しかもそういう方に限って、わりと相場の一回り下で依頼しようとしてきます。二束三文で依頼してくるくせに、たくさんのリターンを期待するのはお門違いです。
依頼以上の手間と時間を要求していることに気づかない
しかし相手としては、相場がわかっていない状態です。だからめちゃくちゃ金額を出していると思っているわけですよ。
要望どおりの依頼金額を提示したら、想像以上の高さにびっくりされます。逆に言えば知識がないから、どれくらいの時間と手間を要するか理解していない。
お小遣いあげるから、馬車馬のように働いてくれ!という感じでしょうか。その時点で「なるほど…」とある程度の見込みが立ちます。
もちろん投資した以上は、最大限の効果を求めるのは当然です。しかし相手の時間を理解せず奪うのは間違っています。
お互いに信頼関係も結べないとダメ
知識がない状態で過剰な効果を期待していると、以下のような状態になります。
- 依頼者:このくらいの金額でたくさんの効果を…!
- 受託側:へ?労力を貪りとる気か…?!
おそらく相手は悪気があるわけじゃありません。しかし結果として悪意が無いだけで、実際はこちらにとって害悪でしかないわけですよ。
そんな状態じゃ信頼関係を結べないです。伝えて改善されるならともかく、改善する気がない人は迷惑をかけ続ける気だと断定されます。
まとめ:せめて最低限の知識と向上する意欲は持たないと足元見られる
知識がなくても、一定の感情的なやり取りが成立するなら良いんですよ。でも丸投げ系は本当にそういうやり取りさえ成立しない。
自己都合ばかりで依頼してしまうと、ハッキリ言って信頼関係の構築には至りません。信頼のやり取りで、価値が生まれます。