自分の考え方と行動を一致させたほうがいい、と常々思っています。しかし世の中には、好きじゃないけど得意って人もいますよね。
その反対に、得意じゃないけれど好き!という方もいます。両者ともなんとなく似ているけど、意味合いは全然違うなぁと思った話です。
好きじゃないけど得意。不得意だけど好きならどちらが良いのか?
好きだけど不得意、というのは良く聞くかと思います。下手の横好きという言葉もあるでしょうし。
でもあまり好きじゃないけど得意、というのは聞かないかもしれません。好きじゃないのに他より秀でるって、なかなかないですよね。
不得意だけど好きは可能性がある
不得意だけど好きという状態は、まだまだ極めて行ける伸びしろがあります。好きだから打ち込んでいけるわけですよね。
どんなに才能がなかったとしても、続ければいつかはどこかで花開く可能性が高いです。
もちろんプレイヤーじゃなくても、マネジメントやもっと広い視野で関わることもあるでしょう。
打ち込むごとに楽しいので、続ければ好転していくはずです。純粋に好きという感情は、続けるだけの意味になるほど強い。
得意だけど好きじゃない状態は摩耗していく
私は高校生まで、ピアノを習っていた過去があります。当時は音楽関係に進もうと思っていたし、その道のプロに話を聞くこともありました。
やはり血のにじむような練習をして、プロになった方が大半です。それほど練習をしても、プロとしてやっていける方は一握り。
まさに一般的な人より、音楽的に秀でている状態です。でも話を聞くと、もはやトラウマレベルだという話。
ほかにもすごく得意だけど、純粋に好きで打ち込んでいるわけでは無い方がいるでしょう。そういう状態だと、最終的には心を病んでしまうかもしれません。
考え方と行動は一致しないとストレスになる
前に進みたいけど進めない、好きじゃないのに続けなければいけない。こんな状態だと、強いストレスを自分に与え続けてしまうでしょう。
自身の経験から言っても、仕事は好きなのに環境が好きじゃなかった。なんてことが過去にありました。
むしろ程度の差で、多くの方がそう思っているかもしれません。そういう状態だとストレスになりますよね。
きっと仕事で嫌なことでもこなしているプロは、まさに得意だけど好きじゃない状態です。なかなか難しい部分だけど、考え方と行動は一致したほうが良いはず。
まとめ:得意じゃなくても好きであるならずっと続けられるし打ち込める
よくあるのが「好きでも暮らしていけなきゃ意味がない」だと思います。
かといって嫌いなことをずっと続けていても、病んだり嫌になったりしてやめちゃうじゃないですか。