過去に宣言したことで、今になって「やっぱり違うかも…」と思うことはよくあります。そこで他者から批判されたり、自分を否定したりすることもあるでしょう。
でも実際のところ、過去の自分は体験していない自分じゃないですか。実際に取り入れてみて、試したからこそ価値観が変化することは当然です。
取り入れたからこそ方向性は変化するしもっといい判断が行えるようになる
試してみなきゃわからないことは多いです。おおよその想定がついているなら別だけど、大半はやってみてからわかります。
その情報を元により適切な判断が行えるようになるので、過去の自分と矛盾してしまうことは仕方ないことです。
矛盾を指摘する人と受け入れられない自分
宣言したことをコロッと変えたら、「前言っていたことと違う」なんて指摘する方がいます。そのとおりです。
ただこのとき受け入れられない自分がいると、自己矛盾していると思い込みがち。自分でデータを取り込んで最適な判断をしたのに、過去の宣言に囚われてしまうわけです。
指摘する方は見た目の情報で判断しているため、差異が出れば矛盾しているようにしか見えません。当然ですよね。
自身の葛藤や得られた知見は伝えていない限り、わかるはずもないです。しかし受け入れられない自分がいると、結局行動は遅くなります。
同じことを繰り返すなら問題はある
物事には通じる部分がありますよね。例えばうっかりしちゃう傾向があって、物事が変わってもそこを直さないと同じミスが発生するみたいな。
同様に他者から見て、「また同じことやっているよ…」なんて思われるなら問題ありです。失敗から学ぶ姿勢を見つけなければ、同様の傾向で矛盾を生じさせます。
前向きに挑戦していく姿勢は素晴らしいですが、同じミスを繰り返すのは学習していない証拠です。
ただ本当に気付いていなくとも、いずれ大きなミスになるか、結果が出ないパターンで嫌でも学習していくでしょう。いずれにせよ行動が鍵になるのは間違いありません。
まとめ:矛盾しているっぽいけど本人なりの葛藤があるならOK
私も矛盾に見える箇所はたくさんあると思います。ましてやすぐ違うことを始めるし、方向転換はわりと多いはずです。
ただその結果、回り道でも自分なりの正解にたどり着けている感覚はあります。そしてその正解っぽい答えは、いつまでも正しいわけじゃないのも現実なんですよね。