うえのブログ

気になったこと、思い立ったこと、調べてみたことなどを書き留める場として使っています。

自分が自分じゃない感覚を味わうことがあるだろうか

そういえば多忙だったころ、なんとなく「自分が自分じゃない」感覚を持っていました。けっこう説明が難しいんですけど、とにかく空虚感はありますよね。

今では欠片もそんな感覚がありません。忙しさと関係があったのか、一時的な不調の兆候だったのかは不明です。

自身で選択したのに違う自分が選択を行ったかのような感覚

ぼんやり書き出すと、自分で選択してきたことを「本当に自分がやったんだろうか?」と疑問に思う感覚です。記憶喪失ではなく、しっかりその背景も説明可能。

なのに違う自分が選択を行って、日々過ごしていた…みたいな感じでしょうか。でも記憶も感覚も、すべて当時のことは覚えています。

学生時代と比較して弱まっていた感覚

そのときふと思ったのは、学生時代の感覚です。当時はバイトと趣味と学業を両立しており、もう今よりも大変だったんじゃないかって状態でした。

でもすごく楽しくて、自分ですべて選択していたのをハッキリ実感できます。その当時と比較しても、社会人になってからの多忙時代は疑問だらけ。

理由が多忙だったから、とは違う気がします。なんとなく自分の考えやしたいことと、実際の行動がズレ過ぎていたからじゃないかと。

自分を強く誤魔化していたのかな?とぼんやり思うところです。その反動的に、自我の感覚を忘れていったのかもしれません。よくわかんないけど。

自分でも不思議な感覚過ぎて説明が難しい

軽い記憶喪失とも違うし、あのときの感覚は未だに不思議な状態です。ただある日「えっ…なんで自分こんな選択したんだ?」と明確に気づく感じでした。

その気づいたときでさえ、波がある自我の一番高い状態。とはいえ空虚感と一緒に、危機感を抱けない感覚もありました。

二重人格や解離とも違うと思うんですよね。分類したら同じタイプに属するのだろうか…。このへんはよくわからないところ。

今はすっかりその感覚がなくなり、落ち着きに落ち着きを重ねています。あのときの感覚はなんだったんだろうなぁ。

まとめ:精神は思ったよりも不安定なところにいる

精神状態って、思ったよりも不安定なところにいると思うんですよね。正常な状態、正常な判断って言うけど、果たして正常なのか?

正常と言うには、あまりにも不安定なところにいますよね。まぁでも、エラーと捉えればそうなってしまうのか。