うえのブログ

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苦手意識を持っているとそれだけで脳のパフォーマンスが下がる話

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脳の仕組みを知っていると、うまく逆手に取っていけそうですね。

 

苦手意識、というのが自分の思い込みというか。

 

思ったより悪い方向に考え過ぎている要因になっているのだと感じたので、まとめてみることにしました。

 

 

後ろ向きだった自分

 

割とよく聞く話かもしれませんが、挑戦することを恐れる人が多い。

 

私もそういう傾向にあり、もともと後ろ向きな部分が強いなぁと思っています。

 

ただ、逃げてしまうと後々になって立ち向かわなきゃいけない事例が多く、結局やらなきゃいけないなら「今が乗り越える試練のときだ!」みたいなノリでやるようになりました。

 

そして案外、やってみるとどうにかなることが多かったんですね。

 

苦手意識がパフォーマンスを下げる

 

特にそういう後ろ向きな感情、つまり挑戦することを恐れるときっていうのは苦手意識が働きます。

 

うわっ、やりたくないなぁ…失敗したらどうしよう…出来るかなぁとか。

 

もし自分の思い込みであれば、物事に対する最初の感情が強く作用しすぎて「良い方なら良い、悪い方なら悪い」といったように強く印象を植え付けているんじゃないだろうか。

 

 

その答えとして、脳神経外科医・日本大学名誉教授の林成之教授がこちらの本で感情のレッテルについて書かれています。

 

情報を受け取った際に好きor嫌いの感情が貼り付けられ、脳が処理していきます。

 

このときのレッテルが「嫌い」だと、内容も覚えにくいし理解もしにくい。負の感情が脳のパフォーマンスを下げる要因になると。

 

※詳細については是非本書を取っていただければと思います。

 

習慣を知って少しでも良い方向に

 

最初の見出しで述べた「結局やらなきゃいけないからすぐやる」というのは、ある意味正しい判断をしていたのかなぁと思います。

 

悪い感情が植え付けられても、固定する前に行動しちゃう。とか。

 

行動量が蓄積されると自信がついたり、経験でカバー出来るとか。

 

少しでも逃げると、自分の中で罪悪感だったり負の感情を抱いたり言葉に出してしまう機会が自然と多くなってしまいます。

 

するとどんどん挑戦することを恐れるようになり、自分の中で過剰に悪い方向へと変わっていき、ついには「出来たかもしれないのに自ら出来なくしてしまった」という事態に陥ります。

 

ならば、少しでもそういう脳が考える習慣を知って違う動きが出来れば良いのかな?と思います。

 

また、そういった感情を抱かないように何かしら工夫をする必要があります。

 

苦手意識を持たないようにする工夫

 

まずこういう意識を持ってしまうのは、一般的に失敗について悪いイメージを抱いているからと言われています。

 

今まで育ってきた環境や社会人になってからの影響、色々な要因が重なっているために一概に言えない部分ではあります。

 

しかし、失敗があるからこそ自分を軌道修正させることができ、不安が強いからこそ備えることが出来ます。

 

無理にポジティブに考える必要はありませんが、客観的に見ると失敗を恐れて自分のパフォーマンスを下げるほうがよっぽど効率が悪いです。

 

(といっても真にネガティブな感情に支配されてる時は、抗えない部分もあるかと思います。合理的な考えこそ苦痛の源だったりしますからね)

 

 

まとめ

 

感情のコントロールは難しい部分もある、うまく考えがつかない場合もある。ただ、脳は悪い情報を悪いように再現しやすい習慣がある…といったお話でした。

 

実際に自分も行動していく際、これらのことを踏まえながら一つひとつ挑戦していけたらなぁと思います。

 

 

 

 

ではでは(`・ω・´)ゞ