カラオケに行くとすごい音域が広い人とか、逆に狭い人とか差がすごいありますよね。
でもこれって生まれつきなのでしょうか?
訓練である程度広げることは可能なのかもしれませんが、そもそも声の高さ低さってどんな仕組みなんだろう…。
と、気になった内容を調べてまとめてみました。音域が生まれつき決められたもの、と思っている方は是非見ていただきたい内容です( ˘ω˘)
音域はある程度生まれつきで決まる
まず発声の仕組みですが、かんたんに書くと声帯を震わせることで音になります。
声帯(せいたい)とは脊椎動物の喉頭の上部(前部)にある発声するための器官。
息を吐く時に声帯へぶつけ、そのときの振動が元になります。後は声帯のコントロールで高低や質が決まるようです。
前後に伸びて張った時には高い声が出て、逆に前後が弛んでたるんだ時には低い声が出ます。
中略
また、左右に2枚ある声帯がしっかり閉じている時はクリアで張りのある声になり、閉じずに声帯の間に少し隙間がある場合は息の漏れたようなかすれた声になります。
つまりある程度の音域は生まれつき、つまり声帯の構造そのもので決まってしまいます。
じゃあ声帯の構造そのもので決まるというのは、どういうことか?
基本的な高さは声帯の長さが深く関わる
男性なら声変わりで低くなりますが、まれに高いままの人もいます。また、女性でも低めな方がいます。
この個人差は以下の引用文を見ていただければと思います。
声変わりのメカニズムは、2次成長期の時にのどぼとけが成長する事で声帯が長くなり声が低い方向に向かっていきます。女性も2次成長期がありますが、のどぼとけの成長がほとんどない為に声帯の長さがほとんど変化しないことで高い声を出し続けることができます。
https://news.infoseek.co.jp/article/otokoclass_archives_34871/
つまり、のどぼとけの成長に伴い声帯も長くなるか否かという部分。なので個人差が大きいのです。
ギターを弾いたことがある方ならわかりますが、弦をそのまま弾けば低い音が出ます。逆にフレットを押さえて弦を短い状態にすると高い音が出ますよね?
単純に長いと低い、短いと高いという例えです。声に関してはもっと要素が絡み合いますが、もともとの声帯の長さで限界点は自ずと決まっちゃうということですね。
しかし前提を間違えると違う見方になる
ということで、ある程度は生まれつきということが分かったことかと思います。
しかしですね、こと歌うときの音域に関しては声帯のコントロールが重要になってきます。
10人いて10人とも100%声帯をコントロールできている状態なら音域に差が出るという意味です。
でも実際は、コントロール技術にも個人差がありますよね。
もともと音域が広い人は、この声帯コントロールが他の人より優れている場合があるという意味でもあります。それでも100%ではないと。
このへんはギネス認定を受けている音域を持つ二人をまとめた記事があるので、見ていただければと思います。びっくりします。
まとめ:生まれつきで音域は決まるけど、そこは全てじゃない
要は自身の楽器を使いこなせてないので、限界点にすら到達できていないということでしょうか。
よほどの問題を抱えない限り、音域を広げられる可能性が高いということですね( ˘ω˘)
私はカラオケが好きなので自分の音域を知って他の曲も挑戦しやすくなる楽しさをおすすめします。
歌う楽しみは、音域だけじゃないですからね。
ではでは(`・ω・´)ゞ