うえのブログ

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独り言が最近増えた?これって病気?5つのパターンから心理を読み解く

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「よっこいしょ」など、独り言は自分でもしらないうちについつい言ってしまっているものです。

 

聴こえないぐらいなら良いのですが、回数が多かったり話しかけてると勘違いされてしまうほどですと「病気なのでは…」と疑う気持ちも芽生えてきます。

 

調べてみると、独り言には問題のないものが多いと言われています。が、少し危険な兆候をはらんだパターンもあります。

 

周りで見かけた独り言のパターンと、それに伴う心理状態なんかを調べてまとめてみることにしました( ˘ω˘)

 

 

1.集中していると独り言を言っている

 

仕事や勉強に集中している時、ぶつぶつと独り言を言っている人は少なくありません。

 

これは独り言を使うことで、頭の中を整理しながら作業を進めているので悪い独り言ではありません。

 

頭の中で思考を組み立てているものを、口に出すことで確認してわかりやすくしています。

 

悪い面を挙げるとするなら

 

自分で自分の考えを納得させている部分もありますので、あえて独り言を言うことで自己肯定をしています。

 

周囲に人がいる状態でずっと独り言を言っていると迷惑にもなるので配慮は必要です。

 

まるで病気のように集中している場合を除き、ただちに問題がある症状ではありません。

 

2.家に一人でいると独り言を言ってしまう

 

特に独り暮らしをしている方など、一人でいる時間が長いといつのまにか独り言が癖づいていることがあります。

 

一人で過ごしていると自分の考えや感情を外に出す機会が減ってしまい、頭や心の中にいろいろなものが溜まっていきます。

 

それが孤独感となりストレスを感じさせる原因となりますが、独り言を言うことはその不満をうまく発散させている状態となります。

 

心の健康としては重要な役割

 

声を出すことで溜めこんでしまいそうになるストレスを逃がし、バランスを取っています。心の健康のためには必要な独り言とも見れますね。

 

また自分の声を聞くことで安心感を得るという側面もあります。

 

テレビと会話してしまっているという人も、軽くツッコミを入れている程度であれば心配いりません。

 

ただしテレビに向かって感情をぶつけ出すなどの場合、大きなストレスが溜まっている可能性がありますので注意が必要です。

 

3.叫び出したりしてしまう

 

自分の聞こえる範囲で独り言を言っている程度あれば許容範囲ですが、大声で叫ぶようになってしまうとなんらかの病気の可能性が疑われます。

 

独り言が増えると、うつ病や統合失調症、発達障害などの病気が疑われます。

【医師が解説】先生、独り言って病気ですか?注意すべき3タイプ!

 

心の中の不安を口に出すことで整理している状態は、特に病気の疑いがない人も同じです。

 

しかしネガティブな感情が大きくなり過ぎ、さらにそれをコントロールできなくなると大声を出すことで発散しようとします。

 

逆にずっとぶつぶつと独り言を言い続けている場合も、コントロールが効かなくなっている状態ですので危険です。ここは少し1と通じる部分があります。

 

危険な状態の人の独り言はネガティブなものがほとんどで、不安や不満を頻繁に口にしているようであれば早めの対策が必要になります。

 

4.誰かと会話をするような独り言

 

独り言は文字通り一人でしゃべっているので基本的には相手の反応などを求めることはなく、仮に質問系の独り言を言ってもそれは自分に向けてとなります。

 

しかし周囲から見るとあたかも誰かと会話をしているような独り言の場合、調べてみると統合失調症が該当することもあるようです。

 

周りに誰もいないのに誰かと会話しているような独り言が多くなる。

統合失調症|相模原市

 

統合失調病の場合、幻覚や幻聴が起こることがあり、その相手と会話をしています。

 

本人としては普通に会話をしているつもりでも、周囲からは明らかに違った目で見られます。

 

5.感情を伴う独り言

 

感情を伴う独り言は良いものと、放置すると病気に繋がりそうな独り言があります。

 

大きくまとめるとポジティブな内容の独り言は良い独り言で、ネガティブなものはあまり好ましくありません。

 

「やったぁ」など喜びを表す独り言はまったく問題はありませんし、自分を鼓舞するために「頑張るぞ」「必ずできる」とつぶやくことは落ち着かせるにも良いことです。

 

自分の気持ちを整理したり、集中力を高めることを意識した独り言は良い独り言と言えます。

 

なぜネガティブな独り言が悪いのか

 

必ずしもポジティブでいることが良いこととは言いません。が、ネガティブな独り言はその気持ちを増幅させてしまう傾向にあります。

 

独り言というのは自分に対して話しかける効果もあり、知らない内に自分のイメージを作り上げる効果もあるとされています。

 

そのため、失敗や悪いときのイメージにとらわれすぎているとついつい独り言がネガティブになり、自身で増幅して悪循環となる場合があります。

 

今、自分がどういう考え方をしているのか。客観的に自分を見つめることで増幅しすぎる事態を避けられます。

 

 

まとめ:適度な独り言なら大丈夫

 

独り言そのものは頭の整理や心を落ち着かせる効果があるので、悪いものとは限りません。

 

少し独り言を言う癖がある程度なら、ただちに病気の心配をする必要はありません。

 

しかしその独り言の中身がネガティブであるなど不満が窺えるものや、周囲からみても異質なものである場合は要注意です。

 

ある程度、思い込みすぎている場合もあります。自分がどんな考えに至っているのか、改めて冷静に見つめ直す力が必要です。

 

 

ではでは(`・ω・´)ゞ