かなり前の話ですが、そういえば手芸入門キットに手を出したことがあるのです。
興味があるものはやってみよう、という精神からです( ˘ω˘)
意外とこういうのって需要があるんじゃないかと思ったので、かつての思い出を振り返ってみようと思います。
初心者はキットがいいと思う
最近では100円均一にもハンドメイドというコーナーが設けられ、こまごまとしたパーツや毛糸・布地などの素材が多く取り揃えられています。
そんな中でも特に初心者さんにオススメしたいのは、初めての方には心強いキットの存在。
キットの中身は、手芸を始めるのに必要なものが一通り揃っています。
編み物を始めてみたい人には、編み針と毛糸に加えてとじ針と言われる必須アイテムがちゃんと封入されています。
ビーズ手芸ならビーズとテグスの他に小さな接着剤が入っているなど、細やかな配慮があってすごく親切なつくりのものが多いです。
貼り絵キットを買ってみた
ここからは回想編です。
ちなみに私は当時、お店を巡回していて気になった貼り絵キットなるものに手を出したのでした。
※記憶を頼りにAmazonを探してみたけど、同じ様なものは見つかりませんでした。
内容を見てみると、カラフルな和紙が20枚程度・ピンセット・台紙となる大きな紙、そして謎の粉末。
この粉末、何に使うんだろう…と思いましたが、裏に書いてある説明書を読むと粉末のりを水に溶かすという一文を発見。
なるほど、水に溶かすのか~と思いそのまま帰宅。
溶かすための容器が無いことに気付く
作業開始する前に、溶かすための容器が無いことに気付いたのです。
家中を探しても、適当なものがない。
粉末のりを水で溶かし、筆で取って使うのにちょうど良くて、なおかつ余ったら蓋をして取っておけるような程よい容器を欲していたのです。
ということで再度お出かけ、ふらっとダイソーへ。
購入後、作業開始
アクセサリー入れ、蓋つきコップ、ピルケース…色々見ていてもなんだかしっくり来ない。
もう使い捨てになってしまってもいいかな、と諦めかけた頃、小さなタッパーのような容器を見つけました。
あ、これなら良い。余ったら蓋を閉めることができるし、汚れても洗えるし、水漏れの心配も少なさそう。
こういうとこに謎のこだわりを発揮しているという…まぁでもほら、なんか始めるときってちゃんと揃えてみたいじゃないですか( ˘ω˘)
というわけで作業再開です。
初めての作業はちょっとドキドキする感じ
のりを和紙につけていくための筆までキットの中に入っていて、親切でした。
まず台紙を机の上に広げて、型紙に沿って和紙にカットするための目印をつけていきます。
この作業はけっこー地道で、ひたすら黙々と2時間ほどかけてしるしをつけました。
気付いたら時間が経っていた、というのが正解ですが。
でもですね、案外いい達成感なのです。まだ目印つけただけですけど。
何かに集中しながら考え事って面白い
今度はしるしに従って、和紙をカットしていきます。
カットに使うのは手持ちのハサミです。また気持ちを切り替えて作業を進めます。
しかし、こういった手芸に打ち込んでいる最中っていろんなことを考えるものです。
もちろん作業そのもののことも考えてはいるのですが、頭の片隅ではいろいろな考えが頭をよぎります。
あの人に連絡をしばらくしていないけれど、元気だろうか…とか、そういえばあの買い置きが減っているから、そろそろ買いに行かなくちゃ…とか。
大切なこともそうでないことも、いろんなことを頭の中で一人で呟いているような感覚を覚えます。
そうしている内に、自分がやらなきゃいけないことだったり、話したい人のこと、会いたい人のこと、など普段は意識できなかったことが不思議と洗い出されてくるのです。
この感覚は手芸以外でも感じますが、特に深く集中して没頭している最中によく起きる不思議な感覚なのです。
気が付けば、机と床の上は和紙の切れはしでいっぱいに。
出来上がり
さっきタッパーの中で粉末のりを溶かしたものを筆の先でちょんちょんとつけて、台紙に乗せていきます。
出来上がったのは和紙を切り張りしてかたどられた、様々なフルーツの盛り合わせ。
のような、違うものにも見えるような、そんな作品でした。
まとめ
たまの休日にゆっくり休むもよし、おでかけもよし。
そして一つの創作に打ち込んで見るもまた、よしです。
最近はひたすらブログ生活だけど、こういうのもまたやってみたいなぁと思うのでした( ˘ω˘)
ではでは(`・ω・´)ゞ