ゴミの分別にうるさくないうえの(@uenoyou111)です( ˘ω˘)え?
会社で使ってるウォーターサーバーの水が切れちゃって、2Lの爽健美茶を買ってきました。
そういやこのボトル形状、用途によって使い分けが違った気がするなぁ。
なんて、ふと思ったので調べてみました。
ペットボトルとは
いつもウィキペディアさんの力を借りるので、今日はちょっと自分なりに調べてまとめてみます。
ペットボトルは石油から作られる樹脂を原料とし、正式名称をポリエチレンテレフタレートと言います。
英語でPOLY ETHYLENE TEREPHTHALATE、この頭文字を取ってPETのボトル、ポリエチレンテレフタレートを使ったボトルだよって意味を表しています。(長い
ポリエチレンテレフタレートはプラスチックの一種で、他にも似たような名前の種類があります。
PETボトルって何?|基礎知識|PETボトルリサイクル推進協議会 The Council for PET Bottle Recycling
この樹脂を繊維状に伸ばして衣類に使ったり、薄くして包装材として使ったりと用途は様々。
最近では3Dプリンターの材料としても使われているようです。
ペットボトルの種類
お待ちかね、ペットボトルの種類です。これは大まかに4種類に分けられます。
飲み口でも種類が分かれるのですが、自分でわかりやすい画像を用意しようとしたら買ってきたやつを全て開けなきゃいけません。
なので、手を抜いて画像引用させて頂きます。
番号順に沿ってまとめていきます。
1.耐圧ボトル
飲みくちが透明で、主に果汁や乳成分を使わない炭酸飲料に用いられるボトルです。炭酸飲料は圧力が強いので、変形しないように厚みを増やしています。
尚且つ均等に圧力を受けられるように丸みを帯びています。
底が花弁(ペタロイド)形状になっているのも特徴です。ガス圧に耐えうる理想形状でもあり、自立も出来る二本立て。
2.耐熱・耐圧ボトル
見た目は炭酸用の耐圧ボトルと一緒ですが、飲みくちが白く、果汁や乳製品を使った炭酸飲料に使われます。
果汁や乳製品を使った炭酸飲料は殺菌のため、一旦85℃まで高温処理をします。しかしその後は無菌状態を維持するためにそのままボトルに注入されます。
高温に耐えつつ炭酸の圧力にも耐える強化ボトルとして区別されています。
いや、いきなりクオリティが下がったのは、いい画像があまりなくて、ですね。
3.非耐熱ボトル(無菌充填用)
飲みくちは透明で、予め殺菌処理を施した乳飲料や、無菌充填のお茶やミネラルウォーターに使われます。
これらはガス圧もなく、高温注入も無いので強度を抑えめに作れます。
最近だとつぶしやすいボトルとかが代表的ですね。軽さを保つために強度をもたせる凹凸、つかみやすくする為の形状処理が施されています。
4.耐熱ボトル
飲みくちは白く、炭酸を使わない果汁や高温処理が必要なお茶などのボトルに使われます。
注入時は熱いので膨張、冷えると収縮という特性に応じてボトルが変形するような凸凹(減圧吸収パネル)を備えています。
こういうボトルは冷えた時に体積が縮むので、開栓した時に圧力が戻って液面が減ったように見えます。
まとめ
調べてみると、なかなか奥が深くてびっくりでした。
普段何気なく飲んでるペットボトルでもこんな使われ方をしてたんですね。
ペットボトルつながりではありますが、プラスチック、改めて見ると結構な量がリサイクルされず廃棄されてるという記事でプラスチックの廃棄問題についてまとめています。
かなり根深いもので色々と衝撃がありました。興味がある方は一読する価値がある問題かと思います。
ではでは(`・ω・´)ゞ