うえのブログ

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プラスチック、改めて見ると結構な量がリサイクルされず廃棄されてる

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あまり廃プラスチックと聞いてピンと来ない方もいるかもしれません。

 

私自身も、プラスチックゴミと聞いてビニールとかプラゴミとかそのへんは何となく分かるけど…ペットボトルって耐熱や耐圧など用途によって形状が違うのですよでペットボトルの形と用途を調べた程度の知識しか持ち合わせていません。

 

でもそれぐらい、プラスチックは身の回りに溢れていて種類も多様です。

 

ちょっと見かけたニュースで、改めてプラスチックについて調べてみようと思った次第です。

 

そしたら環境的に、恐ろしいことを知らなかったんだなぁ…と考える内容となりました( ˘ω˘)

 

 

プラスチックとは?

 

まず、プラスチックについて引用していきます。

 

熱や圧力を加えることによって成型加工ができる高分子物質の総称で、今や私たちの生活に欠かすことのできない素材です。原料は原油など有限の資源で、日本では原油はそのほとんどを海外から輸入しています。

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廃プラスチックとは | 株式会社サンポリ 

 

成形加工が出来る高分子物質…と言われてもピンと来ません。しかし身の回りの、金属を使っていない燃えないゴミ。

 

そこに上図のリサイクル識別表示マーク(プラなど)がほとんど書かれていることが多いです。

 

実際、紙だと思っていたかもめの玉子の包装でさえプラなのです。

 

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まじか…これプラだったのか。この前の連休を利用して仙台に行ってきました【1.前日にわたり温泉 鳥の海さんへ宿泊】という内容で買って来たお土産でした。

 

ちなみに資源となる容器包装プラスチックはこちら。

 

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資源となる容器包装プラスチック 江戸川区公式ホームページ 

 

詳しい内容は自治体によっても違います。これは東京都江戸川区のものになります。

 

プラスチック廃棄物の9割は河川より

 

このプラスチック、世界の海洋に廃棄される約9割がわずか10の河川から流れているようです。

 

その流出源として挙げられているのが、中国の長江黄河海河珠江、中国とロシアとの国境付近を流れるアムール川、東南アジアを縦断するメコン川、インドのインダス川ガンジス・デルタ、アフリカ大陸東北部から地中海へと流れるナイル川、西アフリカのニジェール川で、いずれの流域も比較的人口の多い地域として知られている。

世界の海洋プラスチック廃棄物の9割は、わずか10の河川から流れ込んでいる | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

 

このたった10の河川が世界の廃棄9割を出していると考えると、恐ろしいですね。分かりやすく河川の位置を画像で引用します。

 

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世界の海洋プラスチック廃棄物の9割は、わずか10の河川から流れ込んでいる | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

 

ちなみに世界全体で、年間800万トン規模のプラスチックが海洋に流れ出ているとされています。

 

800万トン…想像つかないなぁと思って比較を探そうとしたら、なんと日本の廃棄食品も年間で同じぐらいだそうです。

 

gendai.ismedia.jp

 

すごい量を捨ててるのだなぁ…

 

色々比較してみた

 

まず、プラスチックの年間生産量が2015年で3億2200万トン。

(※https://committee.iso.org/files/live/sites/tc61/files/The%20Plastic%20Industry%20Berlin%20Aug%202016%20-%20Copy.pdf)

 

横浜のランドマークタワー、こちらが44万トン。

(※http://www.tanikenchiku.com/13.htm)

 

なので、生産量だけでランドマークタワー732個分くらいあります。

 

そしてこのプラスチックを生産するのに必要な石油量は、世界の石油消費量の約6%。全ての飛行機が年間で飛ぶ際に消費する燃料と同等と言われています。

 

先程の海洋流出しているプラスチック800万トンのお話ですが、この量だとランドマークタワー18個分を年間で捨ててることに…。

 

このままだと海洋の魚類の総重量さえ超えてしまうと言われています。

 

リサイクルって言われてるけど?

 

なんと、今まで生産されたプラスチックが廃棄されたのは63億トンで、そのうちの9%しかリサイクルされていません。

 

79%は埋め立て処分、残りは海洋や自然環境へ。

(※http://advances.sciencemag.org/content/3/7/e1700782.full)

 

このままのペースだと2050年までに120億トンものプラゴミが廃棄される事になります、その量はなんとランドマークタワー2万7000個相当にも。

 

「北米とヨーロッパで100%リサイクルしたとしても、海洋に流出するプラスチックの全体量はほとんど変わりません」と言うのは、米国と祖国インドでこの問題に取り組んできた米ミシガン州立大学の化学工学者ラマニ・ナラヤンだ。

「この問題に対処するには、これらの国々に出向いて、処理方法を改善するしかありません」  

プラスチックごみ問題、アジアの責任は? | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

 

リサイクルだけが全てでは無さそうな、根深い問題ですね。

 

マイクロプラスチック

 

魚を通じて人がプラスチックによる汚染を受けている内容ですが、長くなりますので後日まとめてリンクを作ります。

 

分解されるプラスチック

 

環境に負担を与えないとか言う生分解プラスチックって本当にいいの?という記事でまとめていますが、こちらは環境に良いと一時期もてはやされたプラスチックです。

 

もちろんここで挙げるからには、あまり環境にいい影響を与えません。

 

個人にできること

 

こちらも少し内容が長くなってしまったので、後日まとめてみようと思います。 

 

 

まとめ

 

プラスチックは便利なだけに、とても根深いものがあります。これらの問題にどう向き合ってどう考えるか…そしてどう行動するか。

 

ちょっと調べただけでこんな大きな問題だとは全く思いませんでした、こういう知らない部分も大きいのだと思います。

 

 

既にサムネからして強烈ですね…。

 

 

 

 

ではでは(`・ω・´)ゞ