価値観は人によって何に価値を感じるか、根底にあるものだと思います。
自分が価値を感じているからこそおすすめしたくても、押し付けになってしまうと相手は負担に感じるだけです。
全く同じ価値観は存在せず人によって合う合わないは無数にある
あるジャンルでは非常に似ている指向性があっても、少しジャンルが逸れると全く価値観が合わない。
価値観は床に落とした液体のように形状が定まっておらず、さらに時間が経つにつれて変化していくものだと感じています。
ずっと同じ価値を感じ続けるのは難しい
好きで続けている趣味であっても、
- 初めて触れたとき
- スランプ
- 過渡期
多くの状況があり、同じ価値を感じているとは言えません。ただ「続ける理由」が現在の自分と合っているだけで、価値観は絶えず変化しています。
秒で変化をし続けているとも感じる
価値観を考えるようになってから、自分の価値観は絶えず変化していて毎秒ごとに変わっていると感じています。
記事を執筆している最中でもまとめる過程で考え方が変わり、記事がお蔵入りになることも。
私の場合はどれだけ自分の変化に気付けているか?に価値を感じているので、ふつうはそこまで意識しないと思います。
ただそれでも人がなんらかの情報を受け取っている段階で、何かしらの変化は起きているはずです。
できるだけ価値観は押し付けないと意識したら無駄な感情が減った
以前の私は正しいと思うことを押し付けていましたし、否定的な発言についカッとなることもありました。
今はできるだけ「自分も相手も正しい」と思うようにしています。
価値観を押し付けないと意識したことで感じたメリット
押し付けないように、と意識するだけでいくつかメリットが感じられました。
- 関わる人が変化して環境が改善した
- 自分に大きな余裕ができた
- 否定的な発言にも落ち着いて聞ける
例えば仕事でもプライベートでも、価値観を押し付ける瞬間は何かしらの問題が発生したときに多かったです。
そんなときに「自分のやり方が正しい!」と思う意見をぶつけるのではなく、「自分はこのやり方で正解に近づけた」と伝えるようにします。
押し付けないようにするだけで行動が変わり、気持ちの変化も生まれて関わる環境がやりやすくなりました。
否定的な発言はあくまで「その人がそう思うこと」である
価値観を押し付ける意識でいると、否定的な発言に対して余裕がありません。お互いの価値観をぶつけ合うだけになるでしょう。
とくに利害に影響がない相手であれば、「あの人はそういう部分に価値を感じているのか…」と勉強になります。
利害関係にある場合は内容次第ですが、多くが時間の無駄なのでスパッと切り上げるほうが効率的です。
→執着していると次の段階へ進めないので切り替えたほうが絶対いい
解決できなければ環境から離れるのも選択肢
私は同じ環境で長く働くことを良しとし、我慢することも美徳だと思っていました。
しかし現在の価値観に至ってからは、解決が望めない環境であれば速やかに離れるようになっています。
なかなか環境を抜け出せない方もいますが、そういう方はその環境に価値を感じていることと同義なので特に何もしません。
なぜなら本当に違うと感じる方は、何か働きかけをしなくても自身のタイミングで最良の選択をしていくからです。
まとめ:人は変えられないし変わるキッカケはあくまで当人次第
押し付けないように、という考えであってもその考え自体が押し付けに変わる瞬間があります。
そのため私は自身の価値観を押し付けてくる人に対し、否定的になることはありません。速やかに距離を置くだけです。