うえのブログ

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日産サクラを10000km走行!驚きのバッテリー劣化率を確認

前回軽EVの日産サクラ、5,000km走行時点の記録を行いました。

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このときは劣化率が2%となっていて、10,000km走行したら追加2%の劣化で4%も劣化するのでは?と考えていました。

実際に10,000kmを走行したので、劣化率を見てみようと思う話です。結論から言うと、4%劣化にはなっていません。

10,000km走行時点での日産サクラバッテリー劣化具合を検証

今回もリーフスパイを使用し、バッテリーの劣化具合を確認していきます。前回はSOH98.02%でした。新車購入時が100%だったかもという想定です。

そう考えると1.98%の劣化、約2%の劣化になっていました。(納車時にバッテリーの劣化具合を見ておけばよかったかも)

気になる劣化率は前回からたったの0.26%(つまり2.24%の劣化)

なんと5,000km走行時点から追加で5,000kmを走行しても、劣化率はたったの0.26%という驚異の結果に。(見るのはSOHの項目です)

前回から比較してみると下記の状態です。劣化率は追加で0.26%劣化、100%状態から2.24%しか劣化していません。

  • SOH 98.02%(5,000km)→97.76%(10,000km)=0.26%劣化
  • QCs 87回(5,000km)→131回(10,000km)=44回増加(急速充電)
  • L1/L2s 133回(5,000km)→219回(10,000km)=86回増加(普通充電)

充電回数が全体的に減っているのは、運用方法を見直したからですね。20%まで使い切るようにし、基本は急速充電をメインとしています。

以前は自宅で100%充電まで行っていましたが、現在は20~80%の間で急速充電を使い続ける感じです。普通充電は遠距離移動の継ぎ足しや、目的地充電のみ。

運用方法を見直したのもあるけど劣化率が低い

正直、納車時の数字を控えていないので根拠は薄めです。なので納車時点でもしかすると、劣化率はもともと98%台だった可能性があります。

一般的にEVバッテリーは初期劣化が早く、ある一定ラインを超えてから劣化が遅くなるデータを見てきました。

しかしこの数字を見ると…納車時点の数字は不明なものの、運用方法によっては劣化が大きく変わる可能性も考えられるでしょう。

以前は自宅で100%まで充電しており、この状態があまりバッテリーに良くないとされています。(バッファーも含め、100%キッチリではないと思われますが)

ただ1つの結論として、おそらくバッテリーの劣化はイメージほど早くありません。この先も長く乗れる可能性がかなり高いでしょう。

まとめ:意外と日産サクラはバッテリー劣化が少ない

私はそこまで過酷な使い方をしないものの、充電頻度は高めなほうです。さらに劣化を抑えるとしたら、理想は20%まで使って普通充電で80%充電でしょうか。

やはりバッテリーの容量が少ないけど、長く乗れるかどうかという点ではおすすめできる可能性が高まってきました。今後も劣化率は見ていこうと思います。