2018/10/07更新
うっちん茶も好きなうえの(@uenoyou111)です( ˘ω˘)
前に愚弟が沖縄料理店でバイトしていたこともあり、沖縄の料理やお茶に一定の興味があります。
そこで今日はさんぴん茶について思い出す機会があったので、色々とまとめてみました。
さんぴん茶とは?
飲んだことがある方は分かるかも知れませんが、いわゆるジャスミン茶のようなお茶です。
沖縄に行ったことがないので分かりませんが、現地ではどこでも買えるくらいメジャーな飲み物みたいです。
中国語では茉莉花茶(モーリーフアチャー、拼音: mòlìhuāchá)」または香片茶(シャンピェンチャー、拼音: xiāngpiànchá)とは、中国茶のひとつ。
さんぴん茶で検索するとウィキペディアではジャスミン茶が該当し、名前の由来として香片茶(シャンピェンチャー)が挙げられます。
通常、ジャスミン茶は緑茶や烏龍茶にジャスミンの香りを付けたもののようですが、さんぴん茶と呼ばれるものは半発酵茶(つまり、烏龍茶)にジャスミンの香りを付けたものと記述があります。
沖縄県では、ジャスミン茶の一種であるさんぴん茶(さんぴんちゃ)が飲まれている。一般のジャスミン茶が緑茶にマツリカ(ジャスミン)の香りを付けたものであるのに対して、さんぴん茶は半発酵茶にマツリカ(ジャスミン)の香りを付けたものである。
でも調べて見ると緑茶の記述も見られるんですよね。
こちらの記事では沖縄で売られているさんぴん茶の飲み比べを行ったそうで、色合いも見るからに違うものばかり…どっちが正しいんだろう。どっちもあるってことかな?
次項では効果についてまとめていきます。
リラックス効果
京都大学と伊藤園の共同研究が行われており、ジャスミンの香りに鎮静作用があるということが科学的に証明されています。
株式会社伊藤園(社長:本庄八郎 本社:東京都渋谷区の中央研究所は、京都大学大学院農学研究科食品生物科学専攻栄養化学研究室との共同研究により、ジャスミン茶の香りによる自律神経系への影響を検証したところ、心拍数が低下し、副交感神経活動が亢進することを確認しました。
https://www.itoen.co.jp/company/research/result/detail.php?id=23998
実験内容としてはジャスミン茶と水を比較対象とし、21~36歳の男女10名を被験者として朝食摂取2時間後から実験開始。
自律神経の活動を測定して、更に香りの好き嫌いも分けた上で心理変化を調べています。
リンクから直接見ることが出来ますので、お時間がある際はグラフも合わせて見るとわかりやすいかと思われます。
抗肥満作用
こちらは愛媛大学の、ジャスミン茶がもたらす抗肥満作用についての論文です。
ジャスミン茶食群は高脂肪食群と比較して体重や脂肪組織重量及び肝臓中の脂肪含量を著しく低下させ,肥満と脂肪肝を改善した。
http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_10947475_po_ART0002039311.pdf?contentNo=1&alternativeNo=
もう少し詳しく見ていくと
ジャスミン茶はノルエピネフリンによる脂肪分解を濃度依存的に増強したが,インスリンで誘導される脂肪合成には影響しなかった。ジャスミン茶中の脂肪分解促進因子はカフェインであることが明らかになった。膵リパーゼ活性はジャスミン茶抽出液の添加によって用量依存的に阻害された
http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_10947475_po_ART0002039311.pdf?contentNo=1&alternativeNo=
難しいので簡単にまとめると、
①脂肪の分解吸収に関わる膵リパーゼという酵素
②リパーゼの働きを助けるノルエピネフリン
③リパーゼの脂肪到達を阻害する油滴に作用するカフェイン
この三点に作用して、抗肥満という機序になっているようです。
(間違いがある場合はご指摘頂けると幸いです)
参考:膵リパーゼ阻害剤
脂肪の蓄積と燃焼のメカニズム | ダイエット外来(切らない痩身術) | 美容整形、美容外科、美容皮膚科なら聖心美容クリニック
ジャスミン茶のカフェイン含有量・カフェイン量比較-uranaru
まとめ
小難しい話となってしまいましたが、科学的にリラックスとダイエットに効果があるという内容でした( ˘ω˘)
もし興味があった方は飲んでみるといいかもしれません(゚∀゚)
作用する部分としてはさんぴん茶とジャスミン茶も同じ効果や効能が見込めますので、好みで選ばれると良いかも知れません。
同じくリラックス作用として朝に飲む味噌汁は効果が段違いというのも参考になるかと思います。
ではでは(`・ω・´)ゞ