普段から発する言葉というのは、自分の潜在意識がすごく働いてると思うのです。
よく習慣を変えることで人生を変える…みたいな、「えっほんとかいな(;˘ω˘)」と思うような言葉を見かけたりします。
でも実際、自分が無意識にネガティブ化してたら上辺だけの言葉で取り繕っても結果は見えてしまうでしょう。
周囲から聞こえてきた言葉を元に、考えてみることにしました。
仕事を選ぶのか?
ふと職場の先輩が、新人さんに仕事を振っていたとき。
「これは正直苦手で…やりたくないんですよね~笑」と新人さんが、冗談交じりに言っていました。いつも違う話題でこんなやり取りが繰り広げられてます。が。
この言葉に対し、先輩は「じゃあお前は仕事を選ぶってことか?」と、少し語調を強めながら急に真面目な顔に。
これだけ見たら、なんてことない日常風景(?)なんですけど。
先輩が急変した部分に私は違和感を覚えました。
違和感を覚えた部分
なんでだろうなーって思ってたら、そういや普段この先輩は「仕事は選べない、与えられたものを精一杯やるしかない」と言ってたのを思い出しました。
いつもすごくふざけたりして、飄々としてて、仕事できるし頭も良くて結構好きなんですけど。
もっと柔軟に考えられたらもっと素敵なのに、って思う時があります。
私が単純に覚えた違和感は、新人さんの選択の自由さに嫉妬して怒っちゃったんじゃないかっていう部分です。
それをこう、うまく取り繕ってる風な理屈に違和感を覚えたわけですね。
ちなみに新人さんは急変した先輩に驚き、慌てふためいてました。
この一件から色々考えてみる
この先輩はすごく出来る方ですが、私の中では努力型だと思っていて。
もともと不器用で全然できなくて、故に一人でひたすら努力してガラパゴス化しちゃった感覚。※本当にそうかは不明です。
だからすごく局所に強くて自己流なんですよね、(新人さんに態度出しちゃう辺りとか)対人コミュニケーションは特に弱いと見た。
けど難しい部分で、今まで築き上げてきた自信があるからこそ譲れないプライドも育ってしまった感じがあります。
そのプライドが邪魔をして、ひどく自分の可能性を狭めちゃってる。
でもそのプライドを否定することは、今までの自分をも否定してしまうから絶対に出来ない。
選択は出来ない、これを突き詰めるしか無い。だから新人、お前みたいに選べるもんじゃねーんだぞ。てなっちゃった、みたいな。
先輩ごめん
普段そんなに話さないのに勝手に人間観察してネタにまでしちゃって偉そうに上から物申してすいません先輩…私も新人だし先輩は結構年上なのに( ˘ω˘)
けどあくまで、先輩の良さを認めて学べることは無いかと考えた上での副産物です。
なのでいずれ何らかの形で、得たものは伝えようとか考えてます。
足りないって思うところ
その上で、付け足したい部分。
目標を設定して達成することが何故良いのか?個人的に感じる自信の成長という記事でも書きましたが、先輩が努力をして積み重ねてきた自信はすごく偉大です。
でも普段の言動から思うことなんですが、ちょっと主観的な感情が入り込みすぎる時がある。
(上記の新人さんとのやり取りでも垣間見えるものがあります)
つまり、個人的には客観視が足りないと思うわけです。
先輩がガラパゴス化してしまった理由はここにあると思っていて、もう少し問題と感情を切り離して合理的に考えられたらな~と感じます。
自信過剰とは違うけど
上記のリンクでは目標達成が自信につながる…という内容ですが、感情が先行して反応していると全然コントロール出来ないって常々思います。
感情先行が優位のままだと、解決すべき事柄よりその感情を正当化しようとそれっぽい理屈で固められていきます。
特に頭がいい人ほど、それっぽい理屈が強固でなかなか崩そうとしません。
そうやって凝り固まっていったものが、普段の習慣となってふと発した言葉から「私は選択が出来ない」というイメージを強烈に植え付け続けてしまうんです。
だから、客観的に自分の発言を見ていきたい
人間臭さはなくなりがちですが、冷静に起きていることと感情を切り離して「普段の自分は潜在的にどう思っているか?」というのを考えるようにします。
とは言っても、人間なので少しでも面倒だな…とか。う、ちょっとやりたくない…って思う時は嘘をつきたくなります。
そこを自覚しているかどうか、という部分も大きいでしょう。
ふと思い立った直感を信じるということは結構いいことな気がするでも書きましたが、シミュレーションを繰り返すことで精度が上がっていきます。
これも直感ですが、可能性を信じ続けている間は本当に可能性があるし広がります。
自ら選択の幅を狭めることは、自ら可能性を閉ざすことになる。
まとめ
そんなことを、先輩と新人さんのやり取りから妄想していたのでした。
今回は先輩をネタにしてしまいましたが、当初聞いた時は強烈に「自分もこんな感情を抱いてるんじゃないだろうか…」とすごく焦りました。
なので今回の話は自戒に近い部分も含まれています。
普段何気なく出た言葉で、自分の可能性を狭めてないだろうか?
ではでは(`・ω・´)ゞ