内向的と聞くと内気で閉鎖的な印象をお持ちではないでしょうか。
自分は少しコミュニケーションに疲れを感じる…とか。
大勢で過ごすより、少数の気の合う仲間や一人で過ごす方が好き…とか。
でも実は人嫌いじゃなくて、単純に疲労感があるから回復するためなんだよ!と思う方は参考になるかと思います( ˘ω˘)
内向性と外向性
まず内向性・外向性ってなんだろう?と疑問に答える前に、2つの性質の研究から見てみると以下の違いがあります。
・外向的な人の脳のほうが、内向的な人よりも「人の顔」に強く反応する。内向的な人の脳は、人の顔でも花の写真でも同じような反応を示す。
・物事を説明する際、外向的な人は抽象的、内向的な人はより詳細で具体的な物言いをする。
・外向的な人のほうが装飾的なファッションを好み、内向的な人は実用性を重視する。
・外向的な人のほうが概して幸福感が強く、一度覚えた幸福感が長続きするとされる。
https://io9.gizmodo.com/the-science-behind-extroversion-and-introversion-1282059791
このように、取り入れるものや刺激を受ける根本が違うことに気付きます。
ちなみに私は複数の自己診断テストを受けていると、内向性が100%中50~60%のやや内向寄りという結果が多いです。
しかしながら、内向性の特徴や悩みに大いに共感することが多いです。
よくわかる!と思った画像
上記から、内向性が強い人は情報処理の経路が長い?ということがなんとなく分かるかと思われます。
更に画像で分かりやすく、共感した画像をご紹介します。
内向的な人は全体的に刺激を必要とせず、場合によってはその刺激が過剰になる。
外向的な人はエネルギー消費型、内向的な人はエネルギー温存型。
また、対人であっても周囲の環境を踏まえて観察するし、情報処理も慎重なので考えてる時間が長い→無口?(心の声は誰よりもうるさい)
偏りがあるだけで、実際はどちらもあると思う
今回は内向性についてまとめましたが、より詳細に突き詰めると実際はどちらも絡み合う複雑な関係だと思います。
その時の気分によっても変わる場合がありますし、私もかなり外向的な傾向に振ることが多々あります。
(これを見ると数値的に自分は両向的と言えます)
自身を知ることは大切ですが、型に当てはめてその通りに行動してしまうのではなく、そういう傾向があるという認識がいいかもしれません。
それでも目安というか、生年月日を入れるだけで何となく分かる動物占いは個性心理学と統計を元にしてるので少し参考になるかも。
内向つながりで日本人特有のアンケートがあり、とても興味深いものです。
違いはどこからエネルギーを得るか
そして多くの誤解が見られる内向性・外向性ですが、割と納得できる一文を見つけたので引用します。
内向型と外向型は、20世紀初頭にカール・ユングが提唱した性格の一側面だ。シャイな性質や社交性とは何の関係もない。むしろそれはいたってシンプルで、『どこから元気を得ているか』に起因しているのだ。
・内向型は、社交で疲弊し、元気を得るために孤独を必要とする。
・外向型は、独りになると不安になり、社交から元気を得る。
例外はありますが、どちらも切っては切れない関係です。
時と場合によって全くアプローチが異なりますし、メインは自分がどちらのタイプに居ることが多いか?というところだと思われます。
まとめ:内向性について理解を深めると付き合い方が分かる
ちなみに内向的な人は人間の本質・本性を理解する洞察力に優れているらしいという内容も参考になるかと思います。
しかしながらさまざまなタイプがいて、内向性に振っていても範囲というか。同じ内向性同士でも「あの人は変だ」と思えることもあるでしょう。
大切なのは自分がどんな傾向か、どんな考え方をしやすいのかわかっているといろいろ役立つよという部分です( ˘ω˘)
ではでは(`・ω・´)ゞ