睡眠について学んで来た内容のアウトプット第三回目です。
とか言いつつ第二回目から結構日が経ってしまいました…改めてまとめていきます( ˘ω˘)
前回では睡眠の評価・回答を行っています。
今回は適した睡眠時間と適していない睡眠時間の差は何か、考えていくお話です。
睡眠の深さ、浅さ
皆さんも深い睡眠、浅い睡眠という言葉は耳にしたことがあると思います。
睡眠時間が長いから深い、短いから浅いというものではありません。仮眠などの短い睡眠でも、工夫次第で深い睡眠にすることは不可能ではありません。
睡眠時間から
まずは睡眠の時間から考えていきましょう。
第二回目の記事で時間が取れていない方は4時間半、5~7時間寝ている方は6時間。7~8時間寝ている方は7時間半に睡眠時間を変更してみましょうと書きました。
ん?なんで?と思った方、この理由は睡眠の「周期」にあります。
レム睡眠・ノンレム睡眠
睡眠はレム睡眠とノンレム睡眠に分けられます。この2つは全く異なります。
多くの時間はノンレム睡眠が占めていて、1時間半(90分)の周期でレム睡眠へと切り替わります。
レム睡眠とは一体何か
レムとはRapid Eye Movementです。
つまり、急速眼球運動が起きている睡眠ということです。レム睡眠中はまぶたがピクピクと動く運動が見られる特徴があります。
ノンレム睡眠は浅い睡眠から深い睡眠まで分かれており、医学的には睡眠段階1から4と4段階に分けられます。
(1が浅く、4が深い。脳波の出現割合で判定されることが多いです。)
- 覚醒
- レム睡眠
- ノンレム睡眠1
- ノンレム睡眠2
- ノンレム睡眠3
- ノンレム睡眠4
レム睡眠は正確には浅い睡眠になります。眼球が動いているんですから深く眠っているようには思えませんよね。
しかし、このレム睡眠を出現させることが必要なのです。
睡眠の周期~前編
入眠するとしばらくノンレム睡眠が行われます。
その睡眠の深さは浅く入ってから徐々に深くなり、しばらく経つと浅くなります。
そして入眠からおよそ1時間半が経過すると、1回目のレム睡眠が起こります。この時夢を見ることもあるそうです。
それほど脳が動いているということのようです。このタイミングで起きたとしても実は不快感はありません。
この時は、浅い睡眠が行われているからです。
睡眠の周期~後編
このまま睡眠を続けると、再びノンレム睡眠が始まります。そして、入眠からおよそ3時間後に2回目のレム睡眠が起こります。
2回目のレム睡眠は1回目よりも長くなります。この時、周期が長くなるのではなくノンレム睡眠の割合が減り、レム睡眠の割合が増えるのです。
つまり言い換えると起きやすい時間が増えるということです。
睡眠を続けると再びノンレム睡眠→レム睡眠の周期が始まります。睡眠はこの繰り返しなのです。
逆にノンレム睡眠の深い時間帯から起きることは不快感を招き、困難となります。
第三回まとめ
つまり睡眠時間、周期を理解し起床したい時間を見直せば、負担のない起床が出来てより良い睡眠に改善することが出来ます。
しかし、入眠時間が長くては睡眠時間を改善し統一しても質の向上にはつながりません。
次回は入眠の準備についてお伝えできればと思います( ˘ω˘)
最初から見る
→第一回、より良い睡眠の為に~アテネ不眠尺度で自身の睡眠を評価する
前回はコチラ
→第二回、より良い睡眠の為に~アテネ不眠尺度で得られた評価の回答