同じ使い方をしていても、エアコン暖房のほうが絶対高いんですよね。
なにげに集計をつけているので分かるのですが、冬になると暖房費が高め。
理由を知りたかったので、ちょっと調べてみました。
エアコンの仕組み
以前室外機を冷やすと電気代が下がるらしい記事を書いた際に、どうやってエアコンが空気を冷やしているのかについて少し書いています。
ここで簡単に説明すると、熱交換器によって室内の熱と室外の熱を移動させているイメージです。
熱は高温から低温へ移動する特性があるので、それを上手く利用しています。
もっと言うなら気化熱を利用して周囲の熱を奪ったり、そのサイクルを逆にすると暖房になったり…
と説明していきたいところですが、こちらに関しては細かく書き出すと一記事じゃ収まらないのでリンク先を参照して下さい。
暖房費がかさむ理由…それは温度差!
ということで、単純に冷やす仕組みと逆のことをすれば暖房になる…という流れです。
じゃ、同じ流れなのになんで暖房だけ高くなるの?というところ。
ちなみにエアコンは、設定温度に近づくまでが一番電気代がかかると言われています。
一度設定した温度に到達しちゃえば維持する電力は少なくなります。
結論は温度差のようですが、詳しく書き出してみましょう。
夏の場合(設定温度25℃)
想定を東京都、気象庁が出している過去の気温から2018年7月の最高気温を見てみると。
39℃!暑かったですねぇ~。
これで設定温度を25℃まで冷やしたい。
そしたら温度差は約14℃ですよね。
冬の場合(設定温度25℃)
こちらも想定は東京都ですが、さて外気温はどのくらいになるでしょうか。
2018年1月の最低気温は…なんと-4℃!寒かったですねぇ~。
そう、気温差はなんと30℃近くなってしまいます。
上記は極端な例だけど
最低気温と最高気温を比べるとは少しアレな例でしたが、実際のところ人が快適と感じる気温と外気温の差は日本だと冷房のほうが有利…という感じでしょうか。
人体は温かさより冷たさを感じる冷点が多いとされている部分も注目すべき点かもしれません。
25℃が一番快適な温度という前提で、個人的な話だと30℃超えてくれば暑くてクーラーつけちゃいます。
でも温度差はたった5℃。
逆に、本当に暖房に頼りたくなる時期は11月とか最低気温が10℃下回ってくる頃です。
その気温差は15℃。
人や地域、状況によって様々なことが言えますが、私の場合は冬の暖房費がかさむ理由はここにありそうです。
まとめ
暖房費がかさむ理由…それは温度差!のようです。
この気温差を考えると、積雪地方はエアコン暖房よりストーブのほうが効率良さそうですねぇ…
ではでは(`・ω・´)ゞ