以前、SAで休憩をした際にサグ部の注意喚起を見かけました。
ずっと渋滞って先頭がすごい遅いものだと勘違いしてましたが、その要因は違うところにあるようです。
その渋滞が発生する要因、サグ部について調べてみました。
渋滞の原因
渋滞には3つの定義があります。
- 交通渋滞~交通量が集中することで起きる
- 工事渋滞~工事などで車線が減少する
- 事故渋滞~事故によるもの
今回は交通渋滞の中でも、一番の原因とも言われるサグ部について調べています。
冒頭でも述べましたが、渋滞の先頭って遅い人がずっと陣取ってるのかなーと思っていました。
NEXCO東日本によると交通渋滞の原因は5つあり、その中でもタイトルにもあるサグ部によるものは約58%もの割合を占めます。
サグ部ってそもそも何?
まずsagと書き、たるみやたわみを意味します。交通においては下り坂から上り坂にさしかかる凹部をサグ部と言います。
実際の状況で見るならこんな感じですね。ここがサグ部で、交通渋滞のおよそ6割を生み出しているとされています。
サグ部での渋滞原因
サグ部での原因は無意識なスピード低下です。
軽自動車に乗ってるとよく分かるのですが、パワー不足で気付いたら減速してる…なんてのはよくあります。
すると車間距離が短くなり、後続車両がブレーキを踏んでどんどん距離が詰まっていきます。
これが続くとどんどん車両が詰まっていき、交通量が多いと関係のない部分にまで影響を及ぼします。
え、なんでこんなに混雑してるんだろ?先頭で何か事故?と思ってしまいますが、ある地点を境に混雑が解消されます。
特に工事や事故がなければ大半はこのサグ部が引き起こしている渋滞とのことなので、渋滞してても「サグのやろぉ~」なんて思えますね。
まとめ
自然と減速してしまう要因としては他にもトンネルの入口や、インターチェンジ付近が挙げられます。
こちらは別記事にてまとめようと思います。
自動運転と車の将来についてちらっとまとめた記事がありますが、自動運転になればこういう渋滞は解消されそうですね。
そして今後、よくわからん渋滞に出会っても違う目線で理解を深めることができそうです( ˘ω˘)
ではでは(`・ω・´)ゞ