2019/03/05更新
周囲を見ても、この人素直じゃないな~と思うことは多いでしょう。
こう感じる場面はさまざまですが、人間関係や仕事が関わるとうまくことが運ばなくなり嫌な気持ちになってしまいます。
また、素直になれない人との付き合い方とタイトルには書きましたが、自身にも言えることが多くあります。
ここでは素直になれない心理を考察し、自分もそういう傾向にあるんじゃないか…とか。相手に対してどう接したらいいのか?
この2点に役立つような内容をまとめていきます。
素直になれない人ってどんな人?
まず素直になれないということは「本当はこうした方がいいのにあえてそうしない状態」であると言えます。
- ここでは謝ったほうが絶対に良いけど、プライドが邪魔して謝れない
- そうしたいけど恥ずかしい
- 我慢することを捻じ曲げてこじらせてしまっている
自覚があるor無いに関わらず、他人とのコミュニケーションで何かが邪魔をして自分の損を優先してしまいます。
そう、駆け引きで何かを得たい場合を除き、素直になれないということはけっこうな損をしていることとも言えます。
じゃあ素直になれない時とは?
まずひとつ、相手の気持ちを確かめたい場合。
例えばツンデレと言われるタイプは、相手が本当に自分のことを好きか自信がなかったりする傾向が高いと言われています。
あえて真逆なことを言い、それでも自分を思ってくれるか。その反応を見て、安堵するのです。
ふたつめは、失敗を恐れている場合。
謝ることで自分の失敗を認めてしまう…それは嫌だ。傷つきたくないために、失敗をしない自分のイメージを保とうとしていたりですね。
これであれこれ言い訳したり、ホントは挑戦したいのに興味ないフリをしたり。周囲には伝わってたりします。
ほんの一例です。
つまり、素直になれない心理とは
上記を見ていればなんとなく分かってきたかもしれません、つまり素直になれない心理とは「心を開けない、人を信頼できない」状態のことになります。
相手の気持ちを確かめたかったり、失敗を恐れているのは自分に自信が無いから。
でも逐一気持ちを確かめられたら相手は萎えるでしょうし、失敗したからと言って全てが終わるわけではありません。
いずれも相手を信頼して自分に自信があれば、相手の気持ちに怯えることも無くなり失敗を活かして次の成功へつなげることができるようになります。
全ては気持ちや考え方次第ですが、長い目で見て損を選択しつづけるよりよっぽど良いです。
素直になるためにはどうしたら良いか
しかしながら、そう簡単に素直になれたら苦労しませんよね。だからこそ人は苦しみます。
以下では少しでも素直になれる考え方、行動を紹介していきます。
1.直感を信じてみる
よく思い出してほしいのですが。
ふと思い立った時「こうしたらいいんじゃないか?」とか「こうしたい!」というシンプルな感情が誰しも一番最初に思い浮かびます。
その後で「いや、これはみんなに迷惑かかるし…」「失敗したら…」「周りになんて思われるかな…」と考え出して結局行動に移さなくなります。
一度、騙されたと思って最初のシンプルな感情に従ってみましょう。
後から沸き起こる余計な考えは、この際まったく考えないで。ひとまず行動。意外と正しかったりします。
逆に、余計なことを考えたほうが突っ込まれた時にうろたえます。「こうしたかったから」という素直な感情に従った行動って、意外と誰も文句を言えなかったりします。
慣れるとふと思い立った直感を信じるということは結構いいことな気がすると思えてきます。
※尚、公序良俗に反することを除く。
2.小さな成功を積み重ねる
1のシンプルな感情に従うことと並行して、成功を見つけたらそれを大切にしましょう。
自信がない根源の一つは成功を知らないからです、極端な話をすると自分のしたことが全部成功していたらどうでしょうか?
何をしても褒められる、好かれる、感謝される…。自分の全てやってることが正しいんだ!と勘違いしちゃいますよね?
でもこの時は、恐ろしく自信がみなぎっているでしょう。
そう、正しく成功体験を積み重ねると、自信がつきます。でもそれって行動した先にあって、失敗から学ぶことが多いのです。
目標を設定して達成することが何故良いのか?個人的に感じる自信の成長という記事でも書きましたが、小さな目標を達成し続けるのもいいでしょう。
本当に自信がある人は、失敗しても自分に責任を求めることが出来ます。この自信をつけるには成功の積み重ねが重要になります。
3.素直な自分を受け入れる
人を信頼できない、心を開けない…でもこれって、他人に求めてる前に素直な自分を受け入れられてない事が問題になっています。
他人とのコミュニケーションで重要なのは自分の心のあり方です。自分は信頼できないけど相手には信頼してもらいたい…なんて都合のいい話は通りません。
逆に言えば、自分がしてることは他人からされても文句が言えないのです。
そのための第一歩としては、素直に心を開く自分のイメージを受け入れることです。プライドが邪魔をするなら、少しだけでも意識してみるといいかもしれません。
意識し続けると、少しずつ行動が変わります。意識が途切れると、また元に戻ってしまいます。
また、プライドは実力が伴っていれば問題ありませんが、実力がなければただの虚勢です。
4.悪い部分ではなく良い部分に着目する
素直になれない人全てに言えることではありませんが、ネガティブ・ポジティブの要素はとても大きく関わってきます。
良いことを言ってくれる相手に対し、人は心を閉ざすでしょうか?いえ、一般的に良い部分を見てくれる相手には心を開きやすい傾向にあります。
悪い部分ではなく、人の良い部分を頭の中だけでも良いので考えるようにしましょう。
自然と良い言葉が出てくれば「あ、この人は普段私をこんなふうに見てくれてるんだな」と良い目で見てくれるようになります。
すると返ってくる印象も良いものになりやすく、自らも心を開きやすくなります。
嘘を言わないようにする工夫と、嘘によって返ってくるものの影響も参考になるでしょう、素直になるために言い換えるテクニックです。
これは実践しやすいですが、多用しすぎると薄っぺらく感じたり逆に相手に不信感を抱かせたりします。
そのため、本当に自分が良い!と思える部分を考えるようにしましょう。説明を求められた時に、ちゃんと自分の言葉で伝えられるかどうかの判断で構いません。
まとめ:テクニックもあるが、大事なのは自分を信じること
素直になれない人との付き合い方で重要なのは、信頼です。
そのため、とにかく相手を信じてあげること。そうすれば自然と信頼で返ってきやすくなります。
信頼が得られない場合はなにか問題が生じているということなので、そこを探った方が早いです。
また、自分が素直になれない場合は上述した4つの項目を参考にしてみてください。
ではでは(`・ω・´)ゞ