2019/03/09更新
リラックスタイムの重要性は、生活の中で非常に大事なものです。
この落ち着く時間を調べてみると、どうやら自律神経に深く関わっているとのこと。
自律神経ってなんだろう?というところから、乱れた時に現れる症状などをまとめてみました。
原因不明の体調不良などに悩まされている方は、是非とも参考にしてみてください。
リラックスタイムと自律神経
人は休息を必要とします。私は環境を整えて本を読む、という行為が一番落ち着きます。
リラックスが少ないと、ストレスが自律神経に悪さをするようになります。
雨の日も無意識に気持ちが沈んだり落ち込んだりする事があり、適度にストレスを解消しないと自律神経の乱れ=体の不調として現れてしまいます。
この自律神経は交感神経と副交感神経と二種ありますが、下記で簡単に説明していきます。
交感神経
体を活動的にするスイッチのような役目を果たします。
適度な緊張がより活動力を上げてくれて、運動だけじゃなく家事、仕事などの活動でONになります。
優位になりすぎると緊張状態が続き、疲れが溜まります。
副交感神経
交感神経とは逆で、体を休める状態になります。
血圧が低下して筋肉がゆるむので、眠くなったりします。
ストレスに反応するのが交感神経なので、自律神経の乱れは主に副交感神経を如何にして活性化させるかという部分に焦点が当てられます。
自律神経が乱れると現れる6症状
実際に、ストレスが溜まって自律神経が乱れている状態(特に交感神経が過剰優位な状態)で出る代表的な症状をまとめてみます。
1.肩コリ
肩コリは色々種類があるのですが、一例として。
姿勢とか疲労、筋肉の酷使タイプは分かりやすいかと思います。
自律神経のうち交感神経が優位な状態が続くと、体がこわばっているせいでコリという症状が出る場合があります。
更に体のこわばりが続くと筋肉の緊張が他部位に及び、痛みやストレスで余計に悪化する負のスパイラルを引き起こします。
2.頭痛
こちらも肩コリと同じで、単純に自律神経だけの問題ではない場合があります。
ただ、体のこわばりによって緊張性の頭痛が起こりやすいです。
低血圧による1症状としても言われていますが、頭痛に関しては頭痛3タイプと対処法で詳しくまとめています。
3.めまい
交感神経が優位になっているせいで、肩や首のこわばりを引き起こし、頭部への血流が不足します。
そして内耳への血流が不足した場合、体のバランスを維持している機能が低下してめまいが起こりやすいです。
検査をしても器質的には異常が見られない為、異常なし!と言われ原因が分からないままで症状も改善されない…なんて事が悩みになったりします。
4.吐き気
めまいに関しても深く関わる部分ではありますが、バランス感覚の狂いによって吐き気が引き起こされる場合があります。
また、胃腸の活動にも深く関わる為、自律神経の乱れが胃腸の働きに何らかの問題を与え、吐き気に繋がる場合もあります。
5.胃痛
胃腸や消化吸収に関しての機能は、副交感神経が優位の時に活発化します。
この働きが、交感神経が優位になると上手く機能しなくなってしまいます。
胃酸のバランスが崩れて胃痛を引き起こしたり、消化不良や腸機能の低下で下痢、その他色々な症状を引き起こします。
6.不眠
イメージとして、神経が昂ぶっている時に寝ようと思っても眠れませんよね。
興奮や闘争を司る交感神経が優位になりすぎてバランスが崩れていると、睡眠に関わる副交感神経の働きが弱まって眠れなくなります。
頑張って寝ても、深く眠れなかったり何度も起きたりしてまた睡眠不足になります。
そしてストレスが溜まり、また交感神経が…という悪循環です。
何故リラックスタイムが必要なのか
交感神経が、緊張を作り出すというのはおわかり頂けるかと思います。
ストレスに対して反応するのですが、本来であれば狩猟や逃げる時に本領を発揮していたもの。
ただ、現代社会では反応させなくてもいい時に過剰反応させてしまいます。
何事もバランスですが、交感神経が優位に働きすぎてる現代社会では、特に副交感神経を起動させるリラックスタイムが重要視されるわけです。
また、自然と出てしまうため息に隠されたメリット、デメリットも理解しておく必要があるかと思います。
私のリラックスタイムは、お風呂に入りながらスマホやタブレットで本を読みます。
防水カバーは必須です。
まとめ
常にストレスを感じる人は、交感神経が優位になりっぱなし!
リラックスタイムを意識的に作って、副交感神経を優位にするタイミングを増やしていきましょう。
リラックス出来る飲み物としてさんぴん茶やジャスミン茶が効果的というのが分かっています。
他にも朝に飲む味噌汁がリラックスだけじゃなく、睡眠やその他の効果もあるというのが認められています。
ではでは(`・ω・´)ゞ